⚠️稲子岳(いなごだけ) 2380M 長野県南佐久郡小海町 peak121

日程

2024年09月07日(土)08日(日)

山の情報

「いなご」と「いなこ」で表記が分かれる
山と高原地図に登山道がない北八ヶ岳のマイナー山頂
平坦な山頂がイナゴの姿に似ているかな?

南側の岸壁をロッククライミングで登る人が多いとの事

山頂には鹿よけの電気柵がありコマクサを栽培しているらしい
中山峠側の稲子岳分岐には「関係者以外進入ご遠慮ください」の看板もあり、入山はおすすめされていない様子

GoogleMapクチコミより
“平安時代に「南海・東南海・東海」3つのトラフが連動して起きたと推定される超巨大地震で、山体崩壊が発生してブロック状の山塊がズレ落ちて出来たのが「稲子岳」と言われています。その時大月川沿いを流れ下った岩ナダレが千曲川を堰き止め「海」を創りました。その名残が「小海、海尻、海ノ口」等の地名に残されています。"
https://maps.app.goo.gl/o5ZaaxrEZG7R8ibW9

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山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2024 (山と高原地図35)

地図

地理院地図
GoogleMap

天気

晴れ

登山口で23℃
暑い

雪情報

YAMAPリアルタイム積雪モニター
9月7日
登山道に積雪なし

交通情報

日本道路交通情報センター
9月7日 積雪無し
駐車場まで普通車でOK

登山ルート

みどり池入口登山口 ~ にゅう ~ 稲子岳 ~ しらびそ小屋で一泊 ~ みどり池入口登山口の周回

駐車場

みどり池入口登山口
36°02’30.1″N 138°23’44.6″E

無料
数十台
土曜日10時頃で満車
なんとか路肩に停める

山行

10:30~16:30/06:00+休憩15分
(山と高原地図タイム –:–)
08:30~09:40/01:10

▼コースタイムちょっと遅いレベルでの参考値
にゅう~稲子岳 約60分
稲子岳~中山峠登山道合流地点 約60分

先日登った天狗岳から望む稲子岳
今日はここに行く

ゲートの先はみどり池方面

今回はシャクナゲ尾根からニュウ方面へ登る

最初から急登

林道に出る

倒木もあり
道は荒れぎみ

シャクナゲのトンネル

コースタイムも長く
登りがキツイ

にゅう

さて、稲子岳への分岐

とてもわかりにくい
滑落に注意しながら左側をよくみて踏み跡を探す

ちょっとした倒木が X となっているあたり

少し下ったところに目印テープあり

最初だけ急に降る

テープを目印に進む

登山道が枝でふさがれていたり

倒木があったり

思ったよりも踏み跡があったので、それほど迷う事はなかった

ひっそりと稲子岳の標識

その先が開けて

崖が現れる

晴れていれば天狗岳と硫黄岳の眺めが良さそう

崖側に電気柵あり
柵の内側を歩く

山頂からの降りが最も過酷であった

かなりの急降下

踏み跡が不明瞭
コースを見失う

ヤマレコの現在地をたよりに、踏み跡がわからないまま左へと登り返す
と、無事コースに復帰

続いて激しく崩壊している箇所あり
降るのか、渡るのか、どうするか…

横切って渡るが正解だった
岩の陰に目印テープが隠れている

中山峠への登山道に合流

こちら側からは入山をしないように案内がある

みどり池に向かう

本沢温泉との分岐

みどり池に到着

しらびそ小屋で一泊

宿泊は別棟へ

プラス5000円の個室

夕食のメインはメンチカツと鱒茸の天ぷら

朝食は厚切りトースト

リスはすぐ逃げられたけど、ちょっとだけ見れた
おかみさんと楽しいトーク
珍しい若者グループとの出会い
TBSテレビクルーが取材中

と楽しい山小屋泊りでした

みどり湖に映える天狗岳

平坦な登山道と思ったら

けっこうな急降り

降りきったら

林道に沿ってゆるやかにくだって

無事、到着

おまけ
八岳の滝

登山口から車で5分位の所にある

前々から登りたかった稲子岳にやっと行けました
ありがとうございました!

まとめ

グレーディング 公式な情報なし
↓個人的見解
【難易度】
安全 ← A B C D E → 危険
【体力度】
簡単 ← 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 → 疲労
冬季 ×
冬山登山
トイレ 駐車場なし
登山道なし
山小屋あり(有料)
携帯電話 docomo/しらびそ小屋付近はつながりにくいが、他の登山道はよくつながる
しらびそ小屋はなんとかつながる程度
コース時間 歩行距離11.8km/高低差921m
合計 06:55+山小屋一泊(山と高原地図タイム –:–)
体力 にゅうまでの登りがかなりツライ
危険個所 稲子岳へのルートは未整備、不明瞭、倒木多い、崩壊地あり、山頂は崖
道迷い 登山道に分岐が多いので、よく地図を確認する
メモ 念願の稲子岳
正規な登山ルートがなく、ダメなら引き返す事を前提に行ってみた

【にゅう~稲子岳】
入り口さえ見つけられれば、思ったよりも踏跡は残っていて、目印のテープがあったので大きく迷う事はなかった
アップダウンもすくなく、山頂までは切り立った崖の箇所もない
約60分

【稲子岳~中山峠方面】
こちらは急降下または急登、登山道は不明瞭、大きく崩落している箇所あり
やんわりと「通行をご遠慮ください」の看板あり
約60分

コマクサ保護などもあるためか、あまり入山して欲しくない雰囲気を感じる
どうしても行くなら、にゅう~稲子岳の往復が良いと思う

バッジ

メモ 当然ながらバッジはなかった

山バッジ一覧

山記録,長野県

Posted by 管理人Y